Ubuntu Gnome 15.04の日本語入力設定(mozc)


インストールが終わったら最初にすることと言えば、日本語入力環境を整えることですよね。
個人的に日本語入力環境と言えばAnthyかmozcですが、変換の賢さという点でmozcがファーストチョイスになります。
というわけで、mozcを導入しましたのでその手順をここに残しておこうと思います。

mozcのインストール

まずはアクティビティからアプリケーション一覧からUbuntuソフトウェアセンターをクリックします。
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Ubuntuソフトウェアセンターが開いたら、検索窓に「mozc」と入力し後「Enterキー」を押して、「Mozc Setup」を探します。
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「Mozc Setpup」をクリックして選択すると「インストール」ボタンが表示されますので、ボタンが表示されたことを確認して「インストール」ボタンをクリックします。
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パスワード入力用のテキストボックスが表示さらたら、インストール時やログイン時に入力するパスワードを入力します。
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「Mozc Setup」のインストールが終わったら、先ほどと同じ要領で検索窓に「ibus-mozc」と入力し、「Mozc engine for IBus – Client of the Mozc input method」もインストールしましょう。
ここまで完了したら、一度PCを再起動します。
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mozcを入力ソースに追加する

mozcのインストールは完了しましたが、それだけではmozcを使うことはできません。
入力ソースにmozcを追加する必要がありますので、その設定を行いましょう。
アクティビティからソフトウェア一覧を表示させ、設定アイコンをクリックします。
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「設定」ウィンドウが開いたら。「地域と言語」アイコンをクリックします。
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「地域と言語」ウィンドウが開いたら、「入力ソース」欄の下にある「+」ボタンをクリックします。
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「入力ソースの追加」ウィンドウが開いたら、リストの一番下にある「・・・」をクリックします。
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リストが少し伸びたら、一番下までスクロールさせて「その他」をクリックします。
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これで選択可能なものがすべて表示されるので、一度一番下までスクロールさせてから上に向かって「日本語(Mozc)」を探し、見つかったらクリックして選択させた状態にしてから「追加」ボタンをクリックすればOKです。
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入力ソースの切り替え

準備はすべて整いましたので、実際にmozcを使ってみましょう。
「Superキー」(Windowsキー)を押したまま、「Spaceキー」を何度か押して下のように「日本語(Mozc)」を選択します。
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gedit等のテキストエディタを開き、「半角/全角キー」で入力モードを切り替えてひらがなやカタカナ、漢字などが入力できるか確認してみてください。
こんな感じで入力できればOKです。
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Mozcの設定

Mozcの設定はアクティビティからソフトウェア一覧を表示し、「Mozcの設定」から行います。
参考までに設定可能な項目のスクリーンショットを載せておくので参考にしていただければと思います。
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「一般タブ」
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「辞書タブ」
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「入力補助」タブ
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「サジェスト」タブ
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「プライバシー」タブ
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入力モードの切り替えができなくなった場合は

私の環境では、Mozcを使い出して早々にこの現象に困らせられました。確か入力ソースを追加したり削ったりを何度か繰り返しているうちに、いつの間にか切り替えができなくなっていたように思います。最初は原因が何かわからなかったのですが。キーボードレイアウトを確認した時に「Escape」の下の本来「Zenkaku/Hankaku」キーが表示されるべきはずのところが「~」になっているのに気がつきました。
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こうなってしまった場合、キーボードレイアウトを再設定してあげるとなおりますので、端末から以下コマンドを実行して再設定を行いましょう。

sudo dpkg-reconfigure keyboard-configuration

ちなみに、「sudo」でコマンドを実行するので、コマンド実行時はインストール時に登録したパスワードの入力を求められます。
下のようにパスワードを求めてきたら、画面には表示されませんがパスワードを入力して「Enterキー」を押してください。

[sudo] password for user:

ここから先はLogicoolのワイヤレスキーボードK270を例に進めていきます。多分ですが、普通の日本語キーボードを使っている場合は全く同じ設定で問題無いと思います。

先ほどのコマンドを実行すると、下のスクリーンショットのように端末内に設定項目が表示されますので、順番に設定していきましょう。
まずは「キーボードのモデル」ですが、「矢印キー」で「標準105キー(国際)PC」を選択したら、「TABキー」で「<了解>」を選択して「Enterキー」を押します。
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「キーボードが由来する国」では「日本語」を選択します。
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「キーボードのレイアウト」では「日本語」を選択します。
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「AltGrとして機能させるキー」は「キーボード配置のデフォルト」を選択します。
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「コンポーズキー」の設定は、「コンポーズキーなし」を選択します。
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「Control + Alt + Backspaceの組み合わせ」はお好みでどうぞ。個人的には使えるようにしておいたほうがトラブった時に役立つと思います。
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何かの拍子に英語キーマップになってしまった時は

私の環境だけかもしれませんが、再起動やアップデートの後、ふとした拍子にいつの間にかキーボードの設定が日本語から英語に変わってしまう現象に何度も遭遇しました。
都度

sudo dpkg-reconfigure keyboard-configuration

を実行していたのですが、何度も何度もこの現象が発生して流石に煩わしくなってきたので、mozcの設定ファイルを書き換えることで解決をはかろうと思います。
こちらのサイトに、14.04betaの時のものですがmozcのxmlファイル編集方法が記載されていましたのでこれを参考に該当ファイルを確認します。

sudo gedit /usr/share/ibus/component/mozc.xml

編集前がこちら。15行目と18行目にlayoutが定義されていて、最初は「ja」、ふたつ目が「default」になっていました。
試しにこれを両方「jp」に変更して様子をみます。

>component<
>version<1.15.1857.102-1build1>/version<
>name<com.google.IBus.Mozc>/name<
>license<New BSD>/license<
>exec</usr/lib/ibus-mozc/ibus-engine-mozc –ibus>/exec<
>textdomain<ibus-mozc>/textdomain<
>author<Google Inc.>/author<
>homepage<http://code.google.com/p/mozc/>/homepage<
>description<Mozc Component>/description<
>engines<
>engine<
>symbol<あ>/symbol<
>rank<80>/rank<
>description<Mozc (Japanese Input Method)>/description<
>language<ja>/language<
>icon</usr/share/ibus-mozc/product_icon.png>/icon<
>setup</usr/lib/mozc/mozc_tool –mode=config_dialog>/setup<
>layout<default>/layout<
>name<mozc-jp>/name<
>longname<Mozc>/longname<
>/engine<
>/engines<
>/component<

このまましばらく使ってみて、結果をまた追記したいと思います。

2015/05/22 追記
この設定を加えてからは、英語キーマップになってしまうことが一切無くなって絶好調です。
同じような現象に出くわした場合は試してみてください。

これで設定完了です。
gedit等で日本語入力が再びできるようになっているか確認してみてください。
ちなみにキーボードレイアウトを確認しても、下のスクリーンショットのようにきちんと「全角/半角キー」が割り当てられているのが確認できます。

こんな感じで設定完了です。
それでは快適な日本語入力環境をご堪能ください。

1 comment for “Ubuntu Gnome 15.04の日本語入力設定(mozc)

  1. rb03
    2016年5月1日 at 20:09

    どうしても戻っちゃうのがこれで一撃で直りました。
    ありがとうございました。

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