Ubuntu17.04のデスクトップ環境をGNOME Shellに変更する(ついでにmozcの設定も)


前回は、Ubuntu18.04からはデスクトップ環境がGNOME Shellに戻るということで、その前に久しぶりにUnityの環境でも確認してみようかと、今年はUbuntu GNOMEでは無く普通のUbuntuをインストールしてみたわけですが、やっぱりUnityは合わないことが確認できましたので、今回GNOME Shellをインストールしてデスクトップ環境を変更してみたいと思います。

デスクトップ環境をGNOME Shellにする様子を動画にしてみました。何かの参考になれば幸いです。

まずは、[Ctrl]キー + [Alt]キー + [T]キーもしくはメニューから端末を起動して、以下コマンドを実行します。

sudo apt-get install gnome-shell gnome-tweak-tool

コマンドを実行すると、以下のようにメッセージが表示されるので、[Enter]キーで画面を進めます。

すると、ディスプレイマネージャの選択画面になりますので、「lightdm」を選択した後[TAB]キーで「了解」を選択して[Enter]キーを押します。
(後述しますが、gdm3を選択するとPC起動時にコケるようになってしまい、復旧が若干面倒になります)

インストールが完了したら、PCを一回再起動しましょう。
再起動が完了したら、ログイン画面でユーザー名の右側にあるUbuntuのロゴをクリックします。

Ubuntuロゴをクリックするとデスクトップ環境を聞いてきますので、「GNOME」を選択します。

このように、先程までログイン画面に表示されていたUbuntuロゴがGNOMEのロゴに変わったことを確認した後、パスワードを入力してログインします。

下のスクリーンショットのようにデスクトップ環境がGNOME Shellになればインストール完了です。
もしUnity環境に戻りたい場合は、ログイン画面でGNOMEのロゴをクリックしてデスクトップ環境をUnityに戻した後ログインし直せば、いつでも元通りですので、お気軽に試していただけるかと思います。

GNOME Shell環境でもmozcを使う

GNOME Shell環境の導入は手順さえわかっていればほんの数分で完了しますが、GNOME Shellをインストールしただけだと日本語入力できません。これでは実用できませんので、mozcを再設定して日本語入力を有効にしましょう。
まずは画面左上の「アクティビティ」をクリックし、左のアイコンから■が並んでいるものをクリックし、画面下の「すべて」をクリックして最後に「入力メソッド」をクリックします。

インプットメソッドの設定ウィンドウが表示されるので、「OK」ボタンをクリックします。

「明示的にユーザー設定を選択しますか?」と聞いてきますので、「Yes」ボタンをクリックします。

インプットメソッド一覧から「fcitx」を選択して「OK」ボタンをクリックします。

確認メッセージが表示されるので、「OK」ボタンをクリックします。

これで設定はすべて完了になりますので、最後にPCを再起動します。
PCの再起動が完了してログインし直したら、再度画面左上の「アクティビティ」からソフトウェア一覧を表示させ、その中にある「テキストエディタ」を起動して、日本語入力が可能になったか確認してみてください。
ちなみに直接入力と日本語入力の切り替えは、[半角/全角]キーになります。

こんな感じで日本語が入力できていればOKです。

GNOME Shellインストールの際、誤って[gdm3]を選択してしまった場合

こちらのページを参考にさせていただきました。
私の環境では、GNOME Shellインストールの際、gdm3を選択すると再起動後ずっとUbuntuと書かれた紫の画面のまま(仮想コンソールに切り替えてみると「A start job is running for Hold until boot process finishes up (xxmin xxsec / no limit)と表示されっぱなし」)で、ログイン画面を表示できなくなってしまいました。この現象は私の環境だけで起きる問題かもしれませんが、念の為復旧方法を記載しておきたいと思います。

こうなってしまうと、もうどれだけ待ってもログイン画面は表示されませんので、電源ボタンでPCを落とし、再度電源を入れます。このとき、BIOSの表示が消えた瞬間から[Shift]キーを押しっぱなしにし、Ubuntuの起動メニューを表示させます。
Ubuntuの起動メニューが表示されたら、キーボードの矢印キーで「Advanced options for Ubuntu」を選択して[Enter]キーを押します。

続いて「Ubuntu, with Linux4.10.0-19-generic (ricovery mode)」を選択して[Enter]キーを押します。
(数字はバージョン番号なので、タイミングによって異なります。とにかく最後に「ricovery mode」と書かれている選択肢をい選んでください。)

しばらく待つと、文字化けが激しい画面が表示されるかと思いますので、「root xxxx」と書かれている選択肢を選んで[Enter]キーを押します。

「Press Enter for maintenance」
「(or press Control-D to continue:)」とメッセージが表示されるので、[Enter]キーを押します。

これでCUIモードでコマンドを実行できるようになりますので、以下コマンドを入力して[Enter]キーをクリックします。

mount -o remount, rw /

続いて以下コマンドを入力します。

dpkg-reconfigure lightdm

若干文字化けしていて読めない部分もありますが、気にせず行きます。
以下画面が表示されるので、[Enter]キーを押します。

GNOME Shellインストール時と同じ選択肢が表示されるので、矢印キーで「lightdm」を選択し、[TAB]キーを押して文字化けしている選択肢に飛んで「Enter」キーを押します。

続いて以下コマンドを実行してgdm3を削除します。

sudo apt-get remove gdm3 -y

これでGNOME Shellをインストールして「lightdm」を選択した状態と同じになりました。
作業は完了しましたので、以下コマンドを実行して再起動します。

reboot

再起動後、以下のように無事ログイン画面が表示されれば復旧完了です。
もしrebootコマンド実行時に起動メニューに戻った場合は、そのまま30秒ほど放置するか、「Ubuntu」が選択されている状態で[Enter]キーを押せばOKです。

gnome-tweakのこと忘れてた・・・

gnome-tweakはGNOME Shellのカスタマイズツールです。
「アクティビティ」からソフト一覧を表示すると、「ユーティリティ」の中に「Tweak Tool」というアイコンが追加されています。
起動してみるとわかりますが、ちゃんと日本語化されているので色々変更して自分好みの設定を探していただければと思います。

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